曾祖母の想いを御朱印帳に♪
お客様よりお写真が届きました~!!
Sさん、女性の方です。
まずはお写真をご覧ください!
す、すごくクオリティーが高い!!!驚
着物地で作られたんですね~!
お飾りを外すとこんな感じ・・・
嬉しいことに、緑の題箋はキットの型紙をご活用くださったそうです。
お写真を拝見して、素敵な仕上がりに とっても感動したのですが
一緒にいただいたコメントがあまりにも素敵すぎたので皆さんにもご紹介させてください。
▼ ▼ ▼ ▼ ▼
表紙に貼った布は、どちらも、里の曽祖母が生前に
「いつでも縫い直して着られるようにしておいてあげる」
と、古い和服を丹念にほどいてくれていたものからとりました。
その頃の曽祖母は、既に、だいぶ認知症が進んでいて。
用意してくれた生地は、当時から傷みがひどく、
でも、曽祖母が込めてくれた優しい気持ちを思うと、
(何か、良い方法はないものか)
と、長年、想いを巡らせておりました。
御朱印帳なら弱った生地でも裏打ちして使えますし、
毎日、
亡くなってから三十年近くかかってしまいましたが、
●右の御朱印帳
栞の房は、淡水パールやストーンを連ねて自作。
名前等を記す紙は、思い付いて、付属の型紙を使いました。
●左の御朱印帳
栞の房は、既製品。
御朱印帳バンドは、
名前等を記す紙は本当は左側に貼るのでしょうが、
今回は初めてだったので、45点位の出来映えでしたが。
いろんなコツが掴めたので、次は80点以上とれそうです。
この御朱印帳を持参して、明後日、
生きている間はあんまり旅行に行けなかっただろう曽祖母と一緒に
こんな素敵なキットを用意して下さり、
感謝をこめて
▲ ▲ ▲ ▲ ▲
何度読み直しても泣けてきます~・・・泣
こんなに素敵な方の元へ商品が届いたこと、本当に嬉しいです。
余談・・・**
大光製本所の寺内社長(朱印帳の本文を作ってくださっています)にも共有したところ
「ご自分では45点と採点されてますが、
自分の事より亡くなった方の事を思っての制作、100点ですよね。」と
これまた感動的なお言葉をいただきました(:_;)
(素敵な方々とお仕事できて本当に私は幸せ者です)
(この後も続きがあるのですが、それはまた次の機会に)
・・・***
実は、私がこの商品を作りたいと思ったキッカケの一つもSさんと同じ思いからでした。
祖母が私に自分の衣類や雑貨など身の回りの品を
「もうお祖母さん年やし・・・持ってても仕方ないからあげる」としきりに何かをくれるのです。
(ちなみに、まだ元気に生きています笑)
え~、いらない~と心の中では思いつつも(笑)
そこには、ほかの誰でもない、私に受け継いで欲しいという想いが感じ取れました。
大切な人の想いを受け継ぎつつ、ずっと大切に保てる形として御朱印帳へ。
想いを繋いでいくための材料として使っていただくことをイメージしながら(リメイクってやつですね)
商品開発(こんなかっこいい言葉ほどではないですが(*´ω`))をしていたので
そのイメージを受け取っていただいたことにとても感動したのでした。
こうやってパーソナルな思いをご丁寧にご連絡いただけることも
本当に有難いなぁと思っています。
Sさん、あたたかいお気持ちをありがとうございました。
どうぞ、今後ともよろしくお願いします(*^-^*)
御朱印帳キットのご購入は以下のリンクより♪